■400字冒険日記‐SFC版2(一)
一日の冒険を400字以内にまとめた日記。
15/11/10(一日目)
SFC版2を再びプレイする。
プロローグが始まる。以前にFC版の北米版の内容を見させていただく機会があったのだけど、北米版ではFCのときからプロローグが存在していたらしい。これに限らず、北米版にだけあったものが、リメイクされた国内版に逆輸入(?)されていることが結構あるとか。
今回の王女の名前はナナ。場面がローレシアに移る。
王さまからの餞別(宝箱)を受け取る。FC版では宝箱を開けず外に出るなどすると1同様消滅していたが、リメイク版では宝箱を開けなければ先に進めない親切仕様。しかし、2は改善されているのに、何で1はそのままなんだ?
話を聞いて回っているうちに、まだまだ知らないことが多いことを知る。たとえば、城から“直接”フィールドに出ないと王さまが一階に留まったままだとか、現れない兵士がいるだとか。
というわけで、城から直接フィールドに出た後、戻って冒険の書に記録してもらう。
15/11/11(二日目)
フィールドへ。最初の相手はやはりスライムがいい。すると、望みどおり一匹で出現。4ポイントのダメージを与え、一撃で倒す。HPの低い個体だったようだ。その後もスライムや大ナメクジと戦闘を繰り返し、所持金が111Gに。ついでにレベルは3まで上昇。
HPがそろそろ危険なので、城へ戻り宿屋に泊まる。その後道具屋に赴き、貯まったゴールドでサマルトリアの王子への土産(皮の盾)を買う。何で皮の盾なのかというと、この国には他に土産になりそうなものがないからだ。FC版だとコレすら売っていない。
皮の盾を買った際、運のいいことに福引券を貰った。気分がいいので、オマケで薬草も購入。ただいまの所持金7G。皮の盾は土産だから、もちろん装備はしない。
冒険の書に記録する。
15/11/14(三日目)
リリザに向かうが、レベルがすでに3なので今回は戦闘を控える。
到着後、人々と会話。タンスから福引券を入手。今のところ買い物はしないが(買おうと思っても買えないが)、武器と防具の店で品揃えもチェックする。ローレシアと違って、充実のラインナップ。いずれゴールドが貯まれば買いたいものばかりだ。
リリザでは記録できないので、サマルトリアへ。
到着後、人々と会話。王子の名はカインであることが判明する。じつな内心、すけさんだったらどうしようと恐れおののいていたのだが、免れたようだ。
ところで、すけさんの“さん”ってハッサンの“サン”なのだろうか? それともハッサンさんの“さん”なのだろうか? もしハッサンさんの“さん”の方だったら、本名はあるいは助三郎とかそんな感じだったりするのか? でも、それってちょっと和風すぎやしないか?
やばい気になる。気になりすぎて、すけさんでもいい気がしてきた。今日はもうやめよう。
15/11/15(四日目)
勇者の泉の洞くつに向かうわけだけど、FC版とSFC版で洞くつの場所の説明が違う。いずれもサマルトリアの兵士が教えてくれるのだが、彼はFC版だとサマルトリアの遥か東にあると言い、SFC版だとローレシアのずっと北にあると言うのだ。
サマルトリアの兵士なのだからサマルトリアを基準に話せばいいのにと思う反面、サマルトリアの兵士だからこそローレシアを基準にしちゃってるのかなとも思う。なんか気風的に。
というわけで一旦ローレシアに戻り、それから北を目指すことにする。
リリザの傍で幽霊一匹と遭遇。付近のモンスターの中ではトップクラスの強さを持つものの、このあたりでは一匹でしか出現しないので実力を見せることがあまりできない。そして集団で出現するようになったときには只の雑魚になりさがっているという不遇モンスター。しかし、今回はダメージを負った状態で出会ったため危険な状態に追い込まれた。
HPを黄色くしながら帰還。記録する。
15/11/19(五日目)
用心して薬草を一つ購入し、城を出発。
今までサマルトリア方面からしか勇者の泉の洞くつへ行ったことがなかったのだが、ローレシア方面からだと毒の沼地を通過しなければならないことを知る。オマケに洞くつにたどり着くまでの道のりが微妙に分かりにくい。おのれ、サマルトリアの兵士め。
道中アイアンアントが薬草を落としていき、レベルも4に上がる。
洞くつに到着。宝箱を回収しながら進む。山ねずみは素早いが、一撃で倒せるためさほど脅威は感じない。最大の懸念材料だったキングコブラにも遭遇せず、あっさりクリア。
その後ローレシア、サマルトリアとたらい回しにされる。途中、ローラの門で兵士に追い返され、続いてローレシア南のほこらに立ち寄りじいさんと会話。こうしてさまざまな場所に寄り道をしていると、何だかサマルトリアの王子にシンパシーを感じないでもない。
レベルが5に上昇。冒険の書に記録してもらう。